就職活動の面接対策で困っています。
こんなお悩みに答えます。
この記事では、「面接でよく聞かれる質問」を紹介します。
実際に僕が行った経験をもとに記事を作成しています。
最後まで読むと、面接前後にやるべきことも知ることができます。
ではさっそく見ていきましょう。
面接でよく聞かれる質問
まずは、面接で聞かれる質問を紹介します。
- 業界別の質問編
- 業種別の質問編
- 会社別の質問編
- 過去の自分編
- 未来の自分編
1つずつ解説していきます。
面接で聞かれる質問①:業界別の質問編
まずは、業界別の質問を紹介します。
いくつか種類があるため、先に考えておくことがおすすめです。
業界別の質問
- ○業に興味がある理由
- ○業界を志望した理由
- ○業界の存在意義は?
- ○業界のイメージは?
- ○業界に必要なもの
- ○業界は今後について
- 他にどんな企業を?
- 落ちたらどの企業にいく?
もし、志望する業界が複数あるならば、複数の業界分が必要です。
まずは、説明会・インターンに出席し、興味ない業界を絞りましょう。
業界を絞れるならば、早い段階に絞っておきましょう。
最終的に就ける業界は、基本的に1つの業界になるからです。
同様に職種も減らせる部分から削りましょう。
就活では、様々な選択肢が存在していますが、結局は自分の人生です。
会社に任せるのではなく、自分で考えて生きていくのが良いです。
面接で聞かれる質問②:業種別の質問編
業界だけでなく、業種別の質問も用意しておきましょう。
営業・事務・エンジニアなどの個別で考える必要があります。
業種別の質問
- ○を志望した理由
- どんな仕事と考えてる?
- 最も大切なものは何?
- ○以外ないのか?
大まかに、業種を志望する理由をまとめておきましょう。
僕の場合、Webディレクター・SE・アナリストなどが候補でした。
後に、会社ごとに精度を上げて、完成させましょう。
大まかな軸が決まっていると、面接時に軸を伝えやすくなります。
メインは相手に伝えることだからこそ、大まかにでOKです。
面接で聞かれる質問③:会社別の質問編
面接で、先に文章を作っておくことは、おすすめしません。
会社別に違う回答をするのが基本で、全部覚えるのは不可です。
それに、面接官の雰囲気・流れを見て、話すことを変えます。
そちらの方が、話の説得力が増し、自分のことを伝えれるでしょう。
質問の順番によって、話す内容が変わったりします。
ただ、軸の部分はしっかりと決まっているため、ブレは少ないです。
あとは、会社の求めている人材とマッチしてるかだけ次第です。
会社別の質問
- 志望動機
- 興味を持ったきっかけ
- 会社のGoodなイメージ
- 会社のBadなイメージ
- 入社後にやりたいこと
- どんな仕事をしたい?
- 第一志望ですか?
- 社員はどうだった?
- 当社から得られるもの
- 当社の課題
- サービスの魅力
- 事業戦略のイメージ
質問で全部は聞かれないですが、聞かれたら答えれるようにしましょう。
事前に会社のイメージを固めておくことが大切になります。
答えはないからこそ、イメージを掴むことが大事です。
自己分析ができたら、自分に合う会社を探す流れになります。
そのため、数打てば当たるくらいのつもりで、問題ありません。
面接で聞かれる質問④:過去の自分編
面接では、志望動機よりも自分のことを深堀りされます。
そのため、過去の自分のことを答えれる状態にすることが肝心です。
過去の自分の質問
- 自分の長所
- 自分の短所
- 挫折経験
- 大学での勉強内容
- 高校を選んだ理由
- 大学・学部に入った理由
- 小学生の頃のエピソード
- 中学校の頃のエピソード
- 高校の頃のエピソード
- 大学1年生のエピソード
- 大学2年生のエピソード
- 大学3年生のエピソード
- ゼミに入っていない理由
- 学生時代に頑張ったこと
- 自分の性格について
- リーダーシップ発揮経験
- 学生生活で得たこと
- 趣味や特技
- 休日の過ごし方
- 尊敬している人の特徴
- 1番大切にしていること
- 最も有意義な授業・内容
- 成功体験と失敗体験
- アルバイト内容
- 今大切にしている言葉
- 学生時代に出した成果
- 今まで一番感動したこと
- 組織でのあなたの役割
- 一番長く続けてきたこと
- ストレス解消法
- 苦手と感じる人の特徴
ただ、質問が思ったよりも多く、時間をとって考えておきましょう。
ここで大切なのは、自分なりの答えを複数個用意することです。
質問には意図があり、それを考えてから回答しましょう。
とりあえず質問してるのではなく、会社に合う人材かを見極めています。
ガクチカならば、6個用意するなどが分かりやすい例です。
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面接で聞かれる質問⑤:未来の自分編
面接では、過去ではなくて未来のことも聞かれます。
会社を通して、どのようになっていくかを自分なりに伝えましょう。
ただ、実際に経験していないため、分からないことばかりです。
そのため、過去の経験を使いながら、話を組み立てましょう。
未来の自分の質問
- 1年後どうなりたい
- 3年後どうなりたい
- 5年後どうなりたい
- 30歳どうなりたい
- どんな人でありたい
- 手に入れたいもの
- 就活の軸
- 今後のキャリアプラン
- 活躍する社会人の条件
- どのように成長したい
- あなたにとって仕事
未来を考えるのは、難しいことですが、イメージするのは大切です。
イメージしていないことが起こるのは、なかなかありません。
就職活動に関わらず、常に考える必要があると思っています。
未来を想像していないと、自然に流されて過ごすことになります。
何かやりたいことがあっても、ダラダラと過ごして良いことはないです。
用意しておく逆質問
次に、用意しておく逆質問を紹介します。
- 説明会の逆質問
- 1次面接の逆質問
- OB訪問の逆質問
- 2次面接の逆質問
- 3次面接の逆質問
- 最終面接の逆質問
順番に解説していきます。
用意しておく逆質問①:説明会の逆質問
内定のためには、説明会に出席することから始まるのがほとんどです。
そのときに、話を聞いて終わるだけでは、時間がもったいないです。
説明会の最後に、逆質問の時間が用意されていることが多いです。
そこで、次の面接に繋がる逆質問をしましょう。
- 1年目でつまずく場面
- 難しいと思う業務
- なぜ難しいと感じるのか
- 一緒に働きたい人
自分はこれらの質問をして、次の面接の際に意識して回答してました。
もちろん、他の人の質問を深掘りしていくのでも問題ありません。
聞こえるかの確認+名前・大学名+前後のお礼は必須です。
他の人の質問の仕方で、良いものがあれば、取り入れましょう。
説明会に出ることでも、立ち振る舞い方が勉強できるでしょう。
用意しておく逆質問②:1次面接の逆質問
1次面接のときにも、逆質問を設けてくれる会社が多いです。
志望順位が高い会社には、次に向けて質問することが大切になります。
1次面接の逆質問
- 面接のフィードバック
- 〇〇部署に必要なこと
- 勉強しておくこと
- 社員さんにOB訪問可否
面接のフィードバックは、聞くだけでは良くないです。
今後どのように改善するかまでを伝えれると、印象が良いです。
勉強の質問も、今は〇〇していると含むのが理想です。
また、OB訪問のために、時間を30分ほど頂けるか聞くのも大事です。
もし、入社するならば、先輩になる人物かもしれません。
用意しておく逆質問③:OB訪問の逆質問
もし、OB訪問にありつけたら、質問をしましょう。
もちろん、時間をとってもらっていることは忘れてはなりません。
話を聞くことがメインで、少ない質問から深掘りがおすすめです。
あえて質問を絞り、1つの話から話題を広げていきましょう。
- 現在担当している業務
- 業務で求められる能力
- 会社に入社した理由
様々な質問をしていても、表面上の浅い質問ばかりになりがちです。
時間も限られてるので、深い質問をできるように準備しましょう。
用意しておく逆質問④:2次面接の逆質問
2次面接まで来たら、少しずつ会社の雰囲気が分かってきます。
会社側も性格を分かっているので、気を抜かずに頑張りましょう。
2次面接の逆質問
- 社内の魅力的に映る人物
- 新卒社員に期待すること
- 〇〇様が若い時の後悔
社内の魅力的な人物は、企業によって全く違います。
その質問から、企業の求める人物像を把握しましょう。
また、次が最終の場合は、3次面接の質問を組み合わせましょう。
この辺りから、自分のことも深掘りされることが多いです。
そのため、逆質問だけでなく、自己表現も意識しておきましょう。
用意しておく逆質問⑤:3次面接の逆質問
もし、3次面接があるならば、しっかりと準備して挑みましょう。
会社によってはないこともあるので、ないから心配する必要ないです。
3次面接の逆質問
- 入社後に求められる成果
- 御社の魅力的な部分
- 次の選考に進めた際の対策
最終面接での話題作りのための質問をメインでしたいです。
ただ、ここまでするのであれば、第一志望のみで良いと思います。
3次面接まで進んでいる時点で、基本的なことは大丈夫です。
あとは、入社意欲を見られている方が高いでしょう。
また、他の人と比べて、どちらがいいか判断される段階です。
これに関しては運もあるため、気楽に面接を受けましょう。
最終的には、良いところに落ち着くと信じて、行動しましょう。
用意しておく逆質問⑥:最終面接の逆質問
最終面接に来たら、OKという訳ではありません。
ここからでも落ちることは全然ある話です。
実際に僕も落ちた経験があり、帰りの電車で薄々気づいてました。
自己表現は上手くいったのですが、会社とマッチの話が合いませんでした。
とにかく内定に焦って、妥協していた部分もあり、反省です。
- 成果の評価方法
- 〇〇の事業に挑戦可能か
- 社長の人生の分岐点
- 〇〇様の今の目標は何?
- 働いてる社員と交流可能か
また、自己PRをしながら、他の活躍できる場を聞くのもおすすめです。
ただ、ガツガツしすぎて熱くなりすぎないようにしましょう。
僕は、資料を持って営業のつもりで挑むときもありました。
自分を売り込むと考えると、テンプレは質問だけで良いと思います。
その場で相手が知りたがってることを出す場と思うと、上手くいきました。
面接前にやることリスト
次に、面接前にすることリストを紹介します。
- 逆質問・日程の確認
- 面接担当者の名前確認
- 会社をHP・本から分析
- 自分が会社に適する理由
順番に解説していきます。
面接前にすることリスト①:逆質問・日程の確認
面接が始まる前には、逆質問内容と日程を確認しましょう。
相手に時間を取ってもらってるのに、勘違いするのは良くないです。
もし、そんなことがあれば、その企業は諦めるくらいが良いです。
たまに、反対のことがあるのですが、かなり印象が悪かったです。
次に進みたいとならず、ここで辞退した記憶もあります。
時間を守ることは、就活生に限らず、大切にしたいです。
当たり前のことをできる人は、意外と貴重と思います。
だからこそ、時間を確認する癖をつけておきましょう。
面接前にすることリスト②:面接担当者の名前確認
面接が始まる前に、担当者の名前を確認しておきましょう。
最初の挨拶の際に、名前を呼んでお礼を言えたらGoodです。
また、質問する際には、〇〇さんにとってと付けると嬉しいものです。
質問が自分ごとみたいになり、距離が近くなる感覚があります。
漢字が読めないときは、メモしていました。
面接が終わったあとでも、名前を確認すると振り返りしやすいです。
名前の印象が強いほど、面接でも手応えがあった感覚があります。
面接前にすることリスト③:会社をHP・本から分析
面接を受ける前には、HPを見ておく癖をつけましょう。
第1志望でなくても、1時間前には確認しておきたいです。
そこから、聞きたいことを考えるのもありです。
会社のHPを見ると、その会社の雰囲気が分かります。
その雰囲気が自分に合ってるのか、また、やりたいことを考えれます。
そこから自己PRに繋げれると、Goodです。
事前に準備するだけでも、新しい発見は多くあります。
それをメモしておき、質問をぶつけると、興味が湧くこともありました。
面接前にすることリスト④:自分が会社に適する理由
面接のメインは、自分が会社で活躍できるかです。
そのため、自分なりに会社に適する理由をまとめておきましょう。
もちろん、会社によって活躍できる人は違います。
だからこそ、事前に1社1社解答の軸を用意する必要があります。
手間をかけてこそ、愛着が湧いてくるものです。
入社前の会社に愛着を持ちすぎるのもどうですが、ないのも微妙です。
少しずつ興味を持って、選考を進んでいきましょう。
面接後にやることリスト
最後に、面接後にすることリストを紹介します。
- 面接の振り返り
- メールを送る
- 次・別の選考の準備
1つずつ解説していきます。
面接後にすることリスト①:面接の振り返り
面接後には、面接の振り返りをすることが必要になります。
音声を録音して、振り返ることがおすすめです。
音声を録音しても、公開しなければ問題ないです。
新卒入社した会社の面談の音声は、1時間ほどを5回以上聞いていました。
それにより、自信を持って面接に挑むことができました。
面接は、受け終わってからが勝負だと個人的に思います。
振り返りの仕方
- 良かった点
- 微妙だった点
- 改善点
- 次回までにやるべきこと
そのために、振り返りの時間を確保することから始めましょう。
少しずつ面接に慣れていき、手応えを感じるシーンが増えていきます。
面接後にすることリスト②:メールを送る
面接後にメール・メッセージを送ることもありました。
ただ、毎回時間が取られるため、テンプレを作っていました。
- 面接後のお礼
- インターン参加後
- OB訪問後
初めて送ったものを参考に、少しの修正で送れるようにしたいです。
それにより、もっと大切な別のことに時間を割くことができます。
メールなどは、あくまで補助的な役割です。
時間を割くくらいならば、仕組み化して、会社分析しましょう。
メインは、会社分析と自分を組み合わせることです。
他にも仕組み化できる部分があれば、積極的に取り組みましょう。
そうすることで、より主体的に就活に取り組むことができます。
時間が足りないではなく、正直余っていて、ブログを書いていました。
面接後にすることリスト③:次・別の選考の準備
おそらく、よほど覚悟が決まっていない限り、別の選考もあるでしょう。
そのため、気持ちを切り替えて、次の対策をする必要があります。
結果を待っていても、変わることは基本的にありません。
出し切ったならば、自信を持ちつつ、選択肢を増やしましょう。
もしダメだったならば、修正してから別の選考に挑みましょう。
ただ、個人的に選択肢を持ちすぎるのは、あまり好きではないです。
最終的に入社できる会社は、1つです。
そのため、絶対に行きたい会社が見つかった瞬間、他の選考を辞めました。
その対策に毎日時間を割き、無事内定をもらいました。
まとめ:戦略的に就活!
「面接前にやることリスト」を紹介しました。
就職活動では、自分に向き合わないといけません。
自分の将来を1日で決めれる人は、おそらくいないでしょう。
そのため、先に形を決めておく部分も必要です。
それに、時間をかけたい部分に時間をかけることもできます。