大学受験の勉強をするメリットを知りたいです。
こんなお悩みに答えます。
この記事では、「受験勉強のメリット」について紹介します。
浪人期はスマホを解約して、勉強していました。
最後まで読むと、ゾーンの入り方も知ることができます。
ではさっそく見ていきましょう。
受験勉強のメリット
まずは、受験勉強のメリットを解説します。
- 選択肢を広げれる
- 視野が広がる
- 当たり前の基準が上がる
- 勉強の仕方が分かる
1つずつ解説していきます。
受験勉強のメリット①:選択肢を広げれる
受験勉強をすることで、選択肢を広げることが可能です。
厳密に言うと、大学に進学することで選択肢が増やせます。
実際に僕も文転し、就職はエンジニアでしました。
もちろん、色々な事情が重なって結果としてこうなっただけです。
ただ高校生の頃から勉強する習慣をつけたおかげと思います。
勉強する習慣
- 短期で計画を立てる
- 机で勉強する必要はない
- 夜遅くまで勉強しない
しっかりと勉強することで、何事にも努力できる証明になります。
つまらない受験勉強を継続することは、今でも難しいことと感じます。
お金をもらって働く方が、やりがいあるでしょう。
その受験勉強が継続できると言うことは、他のこともできるはずです。
そのため、どの仕事でも継続できると判断され、選択肢が増えます。
受験勉強のメリット②:視野が広がる
受験勉強を継続すると、視野が広がります。
しっかりと勉強した人に出会え、様々な視点を学べます。
勉強をしていない人は、今を楽しむ考え方が多いです。
それを否定しませんが、同じような考え方の人が多い気がします。
勉強できる人は、他のことにも熱中してる人が多いです。
何かに熱中しているからこそ、様々な視野を持っています。
その割合が多いのが、世間で賢いと言われる大学です。
そもそも、受験勉強自体が視野が広がる内容です。
英語や国語では、色々な文章に触れ合う機会があります。
また数学・理科は、日常の当たり前のことを学問的に捉えれます。
普段考えていないことを、論理的に考えるきっかけになります。
論理性も生きていく上で、大切なことです。
目標を実現するときに、理屈で詰めていく方が上手くいきやすいです。
受験勉強のメリット③:当たり前の基準が上がる
高校生という大切な時期に勉強することは、意味があります。
辛いことを耐えることで、頑張る力を身につけることができます。
今の時代、すぐに楽を求める人が多いです。
楽をして手に入れたものは、大したことはありません。
苦労前提ではありませんが、欲しいものを手に入れるには必須です。
苦労をする意味
- 当たり前に感謝できる
- 品格が上がる
- 自分を変化させれる
高校生で簡単に苦労できるものとして、受験勉強が当てはまります。
最初は1時間勉強することすら、キツい人も多いと思います。
僕が指導していた子も最初はそうでした。
ただ何ヶ月も継続すると、5時間以上勉強が当たり前になってました。
その習慣は、受験勉強以外のことに当たり前になります。
受験勉強のメリット④:勉強の仕方が分かる
人生は、勉強の連続です。
高校生の頃に逃げても、のちに何度もその機会がやってきます。
仕事を覚えるのも、マナーを知るのも、勉強の一環です。
受験勉強をすることで、勉強の仕方を知ることができます。
そのついでに、自分自身のことを知ることも可能です。
自分を知るメリット
- 興味があることを認識
- 自分の感情を知れる
- 自分の強みを知れる
- ストレスの上限を知ってる
高校生の時点から自分のことを知れるのは、ありがたいことです。
自分の性格に合う仕事を、若い時期から意識して生きることができます。
実際に大学生になっても、やりたいことが決まってない人も多くいます。
せっかくなら、今のうちから将来の方向性を決めましょう。
受験勉強することも大事ですが、その目的を持つことも大事です。
それにモチベーションを維持するための重要な要素になります。
勉強開始するまでの準備
次に、勉強開始するまでの準備を解説します。
- 志望大学を決める
- 各科目の流れを決める
- 1日の勉強時間を決定
- 勉強する場所を決める
順番に解説していきます。
勉強開始する準備①:志望大学を決める
受験勉強を開始する前に、志望大学を決めましょう。
- 文理選択
- 学部選択
- 志望大学選択
志望大学が決まれば、その大学の過去問に合わせた勉強ができます。
大学によって、科目の配点が違うことはよくある話です。
科目のバランスを意識するために、志望校を決めましょう。
むしろ、志望校を決めないと、方向性が曖昧で進むことになります。
併願校も同時に調べておくのが、おすすめです。
第一志望と配点のバランスが似てる大学を抑えとして、探しましょう。
勉強に一貫性を持たすことで、科目に優先をつけて勉強できます。
-
進路選択は間違える前提で
こんなお悩みに答えます。 この記事では、「進路選択で大切なこと」について紹介します。 最後まで読むと、将来の夢がない人の ...
勉強開始する準備②:各科目の流れを決める
志望大学が決まれば、必要な科目が把握できます。
受験に必要な科目をどのように進めるか、知っておきましょう。
最初にどのように進めるか決めることは、意外と大切なことです。
受験勉強は期限が限られており、試験日までに終わらせないといけません。
高校英語の場合
- 英単語
- 英文法
- 英文解釈
- 英長文
- 自由英作・和文英訳
ただし、志望校によって出題される問題形式は違います。
自分の志望校で実際に出題された形式の対策を、メインに行いましょう。
それを踏まえて、各科目の全体像を把握しておきましょう。
いきなり完璧に全体像は捉えられないため、大まかで問題ないです。
全体像が決まれば、1から進んでいきましょう。
勉強開始する準備③:1日の勉強時間を決定
勉強する科目と配分が決まれば、1日の勉強時間を決めましょう。
もちろん、平日・土日で、勉強できる時間は違います。
決めておかないと、勉強時間が増えることはないです。
ただ、最初から長時間勉強できる高校生は珍しいことです。
最初は、1日3時間くらいから始めることをおすすめします。
そもそも、単語の暗記がメインなため、短時間でも問題ありません。
そこから継続することで、1日8〜10時間勉強するようになります。
- 平日(部活あり):1〜2時間
- 平日(部活なし):3〜4時間
- 土日(部活あり):5〜6時間
- 土日(部活なし):8〜10時間
志望校や進捗具合で、多少変化しますが、目安として使ってください。
10時間以上の学習は、効率が悪いため、質上げを心がけましょう。
10時間続いても、次の日に影響を出ることが多いです。
毎日継続することを考慮して、毎日の勉強時間を決めていきましょう。
先に決めないと、意外と勉強以外のことに逃げがちです。
勉強開始する準備④:勉強する場所を決める
最後に勉強する場所をいくつか決めておきましょう。
勉強する場所の例
- 自分の部屋
- リビング
- 学校の図書館・自習室
- 図書館
- 有料の自習室
- カフェ
1年ほど勉強してると、モチベが下がる時期もあります。
そのときに、場所を変えることで気分を入れ替えることが可能です。
受験勉強を継続するのは難しいからこそ、環境も意識しましょう。
勉強する環境が整っていると、思考なしで勉強に打ち込みやすいです。
理想は無意識で勉強に向き合える状態を作り出すことです。
勉強場所は2〜3個持っておき、気分によって変えてみましょう。
意外と環境を変えるだけで、勉強の集中度が上がることが多いです。
勉強する上での注意点
次に、勉強する上での注意点を紹介します。
- しっかりと休憩を取る
- 眠気対策を行う
- 暗記は隙間時間メイン
- 進捗具合を記録しておく
順番に解説していきます。
勉強する上での注意点①:しっかりと休憩を取る
勉強することも大事ですが、休憩することも同様に大切です。
よくある例として、2時間以上フルで勉強することが挙げられます。
それでもOKですが、長期的に見れば、効率良くないことです。
勉強時間と休憩時間
- 50分勉強
- 10分休憩
- 3セット後に20分休憩
フルで勉強する方法でも、最初の数時間は上手いこと勉強できます。
ただし、5時間以降に集中力が低下しがちです。
最初は、1週間で最大限の勉強ができれば問題ありません。
その日だけでなく、少し先の未来を意識して勉強をしましょう。
3日頑張って1日休むより、毎日8割で頑張る方がマシです。
勉強する上での注意点②:眠気対策を行う
勉強をしていると、眠気と戦うことが多いです。
受験勉強自体が面白くないので、仕方がない部分もあります。
眠いことを受け入れた上で、眠気対策しましょう。
こちらも場所と同様に、いくつかの手段を持っておきましょう。
- コーヒーを飲む
- 音楽を聴いて勉強
- 机から離れる
- ブドウ糖を確保する
眠くなることは仕方がないので、対策できる準備が大切です。
特にご飯を食べた30分後に眠たくなるため、寝ないようにしましょう。
ただ、しっかりと夜に寝ることが一番大事です。
夜に8時間確保していれば、昼間も眠たくなることは珍しいです。
8時間寝ても眠たいなら、15分の仮眠をおすすめします。
昼間に寝るのは、夜にしっかりと寝ている前提です。
もし、寝てないならば、今日は勉強を切り上げて早く寝ましょう。
勉強する上での注意点③:暗記は隙間時間メイン
暗記の勉強は、基本的に隙間時間に行いましょう。
時間がない人も、1日30分以上の隙間時間は存在してるでしょう。
通学中や休み時間などを探してみると、意外と時間は溢れています。
徐々に隙間時間を探して、勉強時間を増やしてみてください。
隙間時間に勉強する内容
- 英単語・英熟語
- 古文単語
- 現代語句
サイズの小さい参考書ならば、移動中にも見ることは容易です。
スマホを見ているならば、英単語から始めるのをおすすめします。
慣れてきたら、英文法や数学などもできると思います。
ただ、最初はインプットの学習メインなので、時間を確保しましょう。
-
スマホ依存がよくない理由
こんなお悩みに答えます。 この記事では、「スマホ依存がダメな理由」を紹介します。 最後まで読むと、スマホを何に使っている ...
勉強する上での注意点④:進捗具合を記録しておく
受験勉強は、基本的に同じことの繰り返しがメインです。
そのため、あまり成長していないと感じることが多いです。
記録できるもの
- 手帳
- 勉強用のアプリ
- 参考書の目次
過去を記録しておくことで、成長具合を確認することができます。
1ヶ月でも、夢中になって進めると、思ってるより成長を実感可能です。
スランプ時に、成長を確認できると気持ちが違います。
また記録することで、自分の行動を客観的に見ることができます。
意外と気づいていない時間の無駄を把握し、改善できます。
僕も中学2年生の頃から、同じ手帳を使い続けています。
記録することで、過去を振り返ることができています。
その結果、自分の性格や癖まで把握することが可能です。
勉強のゾーンの入り方
最後に、勉強のゾーンの入り方を紹介します。
- 体調を整える
- 今日の目標を持つ
- ルーティンを作る
- 今を大切に過ごす
1つずつ解説していきます。
ゾーンの入り方①:体調を整える
体調が不安定だと、ゾーンに入ることは難しいです。
周りの騒音に意識が向いてしまい、目の前の勉強に集中できません。
眠たいやキツいという感情を、コントロールしましょう。
ゾーンに入るためには、体調は不調ではないことが大前提です。
- 睡眠時間を確保する
- 食事にこだわる
- 運動を週に何回かする
- スマホから離れる
当たり前のことを最高級のレベルで行うことが、重要です。
これだけでも、周りよりも質の高い状態の頭で勉強できます。
気分が低い状態だと、勉強内容が頭に入りにくいのも事実です。
せっかく勉強するならば、最高潮の状態で勉強したいでしょう。
その状態は、自分で作り出すように意図的に行動しましょう。
ゾーンの入り方②:今日の目標を持つ
ゾーンに入るためには、本日のノルマを決めるのがおすすめです。
そもそもゾーンとは、目の前のことだけに集中する状態のことです。
目の前のことに集中するためには、やることを決めるのが重要になります。
その目標も、ギリギリできるかできないかの緊張感くらいがベストです。
よく目標を理想で立てがちですが、現実とは違います。
確かに状態もフルの状態なら、完璧にこなすことができます。
ただ、5時間勉強した後に、整ってる状態である訳がありません。
頭の状態などを踏まえての、ギリギリの目標立てをしましょう。
立てた目標の8割できれば、十分なのが本音です。
無理することなく、ギリギリを継続していきましょう。
ゾーンの入り方③:ルーティンを作る
ゾーンに入るためには、毎日勉強することは最低限のことです。
無意識でも勉強に取り掛かれるために、ルーティンを決めましょう。
ルーティン決めのコツ
- やらないことを排除する
- 簡単なものから始める
- 科目の順番を決めておく
勉強のできる人は、これを無意識に行って習慣化しています。
得意ではなくても、意図的に行うことで習慣にすることは可能です。
毎日勉強することで、脳も勉強することに抵抗を抱かないです。
ストレスがなくなる結果、目の前のことに打ち込めやすくなります。
ストレスを感じないくらい勉強することは、ゾーンの1歩目です。
何度も繰り返すことで、周りを気にせずに集中状態に入ることができます。
それでもなお、狙ってできるものではないのは間違いありません。
ゾーンの入り方④:今を大切に過ごす
ゾーンは、今と向き合う行為です。
高校生活という限られた時間は、今しかない大切なものです。
その時間を、受験勉強に捧げる覚悟は尊敬しかありません。
せっかく勉強すると決めたならば、今を大切に過ごしましょう。
簡単に言えば、勉強だけに向き合うように意識することです。
勉強に打ち込む環境
- 余計な知識を入れない
- スマホを離しておく
- やるときと休憩をはっきり
今でも受験勉強は辛いという認識です。
ただそれを、中途半端に向き合っているときが一番辛かったです。
完全に向き合ったら、もう後はやるだけでした。
ここまで受験に熱くなれる人は正直少ないと思います。
ただ、この時期に熱中する経験は、なかなかできないでしょう。
まとめ:することないなら勉強!
「受験勉強をするメリット」を紹介しました。
高校時代というのは、お金も時間も限られている時期です。
やりたいことがあっても、あっという間に終わってしまいます。
それに、将来やりたいことが決まってない人も多いです。
本当にやりたいことがないならば、勉強に打ち込むのがおすすめです。